【実体験】地元工務店を選んだ理由!平屋を建てるまでに比較したこと全部書く

そろそろ家を建てようか…でもどこで建てるのがいいんだろう?工務店?ハウスメーカー?何が違うの?

2歳の子供を育てながら家づくりを始めた私たちは、安心して長く住める家を求めて、ハウスメーカーや工務店を比較検討しました。

その中で私たちが最終的に選んだのは、地元の工務店。そして27坪の平屋というコンパクトな住まいです。

この記事では私たちが工務店を選んだ理由や比較検討した内容をリアルな体験ベースでまとめていきます。

これから家づくりを始める方の参考になればうれしいです!!

家づくり、最初は何から始めた?

私たちが家づくりを考え始めたのは下の子の妊娠がきっかけでした。

それまではアパート暮らしでしたが、上の子も2歳になり毎日飛んだり跳ねたりしており、下の階の方に気を使わないといけない。何より2人目の育児を快適な環境で育てたい。

「やっぱり、子どもが小さいうちにマイホームがほしいよね!」という話になり本格的に住宅会社の比較を始めました。

でも最初は何から始めるかわからない状態。とりあえずネットやSNSで調べたり、住宅展示場や見学会に行ったりして情報を集めていました。

ハウスメーカーと工務店の違いとは?

まず家づくりを始めて感じたのは「ハウスメーカーと工務店って思ったよりも全然違う!」ということ。よく言われることをわかりやすく表にまとめました!

項目 ハウスメーカー 工務店
規模 全国展開・大手企業 地元密着の中小規模
デザイン・間取り 規格住宅が多い(自由度は低め) 自由設計が得意(柔軟に対応)
価格帯 割高になりやすい(ブランド・広告費込み) 比較的リーズナブル(無駄なコストが少ない)
工期 3〜4ヶ月 約6ヶ月
アフターサービス サポート体制が整っている 工務店によってバラつきあり
打ち合わせの流れ 分業制(営業・設計・施工が別) 少人数で柔軟、同じ担当者が一貫対応
モデルハウス 常設展示場あり(豪華で見応えあり) 完成見学会や施工事例で見ることが多い

表にしてみると、それぞれに良さと弱点があるのがよくわかりますよね。

「安心感」や「ブランド力」で選ぶならハウスメーカー、
「自由設計」や「柔軟な対応」を重視するなら工務店、という感じですね。

工務店で家を建てる3つのメリット

私が工務店で家を建てる際に重要視したメリットは大きくこの3つです。

1.間取りの自由度が高い

2.価格を抑えやすい

3.地域の気候や風土に合った家づくりができる。

それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

メリット①:間取りの自由度が高い

私たち夫婦は、家づくりを始めた当初から「自分たちらしい暮らし方」を大事にしたいと考えていました。

工務店では動線や収納を柔軟に設計したい、趣味や暮らしをイメージし間取りやデザインを自由に考え、こだわりのある作り上げていくことが実現しやすいと感じました。

メリット②:価格を抑えやすい

私たちは夫婦ともに会社員ですので予算には限りがありました。

一般的に工務店はハウスメーカーに比べ広告宣伝費や運営にかかわる人員が少ないため建築費用も安い傾向にあるといわれます。

ハウスメーカーは坪単価で計算していきますが、私たちの選んだ工務店では品目、個数、単価で細かく金額が内訳としてあり、坪単価というあいまいなものではなく、はっきり金額が分かるのも安心した点でした。

メリット③:地域の気候や風土に合った家づくりができる

地域の気候や風土に合った家づくりができるのも工務店のメリットです。

地域に根差して活動する工務店ですのでその地域に適した家づくりの方法を教えてくれます。

全国展開するハウスメーカーでは地域に合った仕様への対応は難しいケースも少なくないと思います。

工務店で家を建てるデメリットは?

今度は工務店で考えられるデメリットの説明をしていきたいと思います。

1.完成後をイメージしにくい

2.品質にバラツキがある

3.ハウスメーカーに比べると倒産のリスクが高い

4.工期が長い

といったデメリットがよくあげられますが私たちがここの不安をどう超えていったか説明していきます。

デメリット①:完成後のイメージがしにくい

ハウスメーカーには立派な住宅展示場がありますが工務店にはないことが多いです。

完成した家がどんな家なのか実際に見ないと不安だと思います。

私は工務店で建てた友人がたまたまいたので家にお邪魔したり、完成見学会を積極的に活用しました。

デメリット②:品質にばらつきがある

ハウスメーカーは資材を工場で加工するため品質のムラが少ないです。

工務店によっても技術力に差があり、完成した住宅の出来に直結します。

私は工務店を選ぶ際に大工さんのこともお聞きししました。工務店の自社大工さんだったので品質は安定しているかなーと安心して、依頼できました。設計の際も担当から大工さんに相談するとできることできないことをレスポンスよく回答していただきました。

デメリット③:ハウスメーカーに比べると倒産のリスクがある

企業の規模が小さいため工務店はハウスメーカーよりも倒産のリスクが高いです。知り合いの話ですが家ができた数か月後に倒産したという話も合ったため、不安がありました。

そのため工務店の経済状況を見極めることは大切です。私は知り合いの大工さんなどに聞いて悪い噂などがないか聞いてもらいました(笑)

説明を聞くときに「住宅完全保証制度」に入っているか確認してみてください。住宅完全保証制度とは倒産などにより工事が継続できなくなった場合に施主が安心して住宅を完成させられるようにする制度です。

デメリット④:工期が長い

ハウスメーカーで家を建てると約3~4か月ぐらいで引き渡しされますが、工務店の場合は約6か月かかります。私も5月着工で引き渡しは翌年の1月です。

子供の小学校入学に間に合わせたいなどの希望があれば工事期間も重要になってきますので確認してみてください。

私の場合、入居はいつでもよかったので問題にならず!

まとめ

地元工務店に依頼することで地域の特性に合った家が建てられます。また、施工の自由度が高いこと、価格も抑えやすいことが工務店を選ぶ上の大きなメリットといえます。

一方で品質のばらつきや倒産リスクなどのデメリットがあることも事実です。

工務店を選ぶ際は公式サイトや口コミなどをチェックし「ここで家づくりがしたい!」と思える工務店を選んでみてください。

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